2016年11月18日～30日、日本国際交流基金日中交流センターの派遣により、杭州ふれあいの場の八木良治先生が杭州へ12日にわたる日本文化巡回講座をくださいました。文化巡回講座は、浙江工商大学東方語言文化学院における「百人一首と遣唐使の今と昔」、杭州商学院における「日本食文化講座」及び杭州市余杭区文昌高級中学（高校）における「日本高校生の生活について」という三つのテーマを巡って開かれました。

　11月20日夜、八木良治先生は東方語言文化学院で「百人一首と遣唐使の今と昔」という講座をやってくれました。八木先生はまず日本各地のゆるキャラ、特に先生の故郷奈良県のゆるキャラ「しかまろ君」を詳しく紹介し、非常に学生たちの興味を呼び起こしました。後は八木先生が奈良古都の有名人の阿倍仲麻呂をビデオで紹介し、学生たちと「百人一首」のゲームをし、また出席した学生たちにもお土産をプレゼントしました。

　11月22日午後、八木先生は日本食文化のテーマを巡って、杭州商学院において「日本食文化講座」を開きました。杭州商学院の学生たちは心をこめて日本料理のぜんざいを用意しました。穏やかでやさしい八木先生と言葉上通じなかったが、通訳者のおかげで八木先生の講座は聴衆を笑わせました。学生たちは日本食文化の素晴らしさも味わえました。最後先生は学生たちの質問に対して辛抱強く答えました。

11月25日午後、杭州市余杭区文昌高校において、八木先生はPPT、ビデオで高校一年生向けの「日本高校生の生活について」のテーマを巡って、日本と中国の高校生の勉強、生活について比較し、文昌高校の学生に日本縮図を描いてもらいながら、日本の全体的な地理地形を教えました。講演中、八木先生が学生たちとのインタラクションもしたため、文昌高校の高校生たちが日本社会の一面を少し知りました。

　上述の三つの講座のほか、また八木良治先生は浙江省日劇プレー大会の審査員を担当し、杭州ふれあいの場の発展にも建言しました。