2016年11月22日、四回目の東アジア筆談ワークショップ「東アジアにおける筆談資料研究」が日本文化研究楼302会議室にて順調に開催された。2014年12月より、「東アジアにおける筆談文献の整理と研究」が国家社会科学基金重大プロジェクトに選ばれ、関連する研究活動も順調に行われている。2016年本プロジェクドは全国哲学社会科学企画グループの中間評価にも合格した。
本ワークショップでは、プロジェクト「東アジア筆談研究」の提唱者そして柱の王勇教授は列席者たちに貴重な資料の「舜水墨談」を見せてくれた。王宝平教授は清末時期における中日間の筆談資料「大河内文書」について発表した。そして張新朋准教授は、内藤湖南と羅振宇との初めての筆談の整理分析について自分の体得したことを話した。韓国蔚山大学の魯成煥教授は朝日医学筆談について朝鮮医学官の金得拝に関する資料情報を分析した。
その他、謝詠、熊琤、張徐依三人の院生はそれぞれ各自の筆談文献整理研究の進捗について発表した。発表者は東アジア文化交流における筆談資料の重要な役割を多角度的、多方面的に検討した。
本ワークショップは筆談文献プロジェクトの更なる研究を推進し、筆談文献及びその関連歴史を学界へ広げられる。
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